Nagare

はじめての外壁塗装はわからないことだらけで不安ですよね。

どういう順番で作業が進んでいくのか、大体どれくらいの期間がかかるものなのかなど気になる点は多いんじゃないでしょうか。

そこで、外壁塗装工事の基本的な流れをまとめてみました。

 

外壁塗装工事にかかる期間

外壁塗装工事は大体2週間前後を目安に見ておくといいと思います。

下記のようなスケジュールです。

・ご近所への挨拶回り(開始1週間前)
・足場設置工事(1日目)
・高圧洗浄(2日目)
・塗り始める前の乾燥と下準備(3日目、4日目)
・下地調整処理、養生(5日目)
・外壁塗装の下塗り(6日目)
・外壁塗装の中塗り(7日目)
・外壁塗装の上塗り(8日目)
・養生取りと確認作業(9日目)
・足場撤去工事と清掃作業(10日目、11日目)
・引き渡し(12日目)
・工事完了の挨拶(13日目)

※外壁塗装と一緒に屋根塗装もする場合は、さらに3日~4日程度伸びます

 

ご近所さんへの挨拶回り

外壁塗装工事中は、工事音でうるさくなったり業者の出入りで騒がしくなったり塗料のニオイが発生したりと近隣の住民とトラブルになる可能性があります。

どうしても近所の住民に不便をかけてしまうので、事前に挨拶をしておくことでトラブルになる可能性を下げやすくなります。

一般的に、塗装業者が挨拶周りも行ってくれるのですが、

必ずあなた自身も挨拶周りをしておいた方がいいです。

業者の挨拶周りに同行してもいいですし、別で行ってもいいでしょう。
挨拶回りを業者に任せて自分で行かないのは印象最悪です。

これは逆の立場になってみれば簡単にわかりますよね。

大体の作業スケジュールなどを書いた書面や、ちょっとした粗品をプレゼントすることでもだいぶ印象は変わってきます。

専門的な話をしても相手はわからないでしょうし、あなたもうまく説明できないかもしれませんからあなたは日程など大体のスケジュールを説明する程度でいいと思います。

工事内容やどんな迷惑がかかってしまうかなどが外壁塗装業者さんに説明するようお願いしておけば、相手にも理解しやすく説明してくれるでしょう。

贈るものとしては菓子折りやタオルや地域ごとのゴミ袋といった日用品大体1000円程度で準備すれば大丈夫です。

気持ちの問題なので、変に高いものにし過ぎて相手に気を遣わせないようにしてください。

 

足場設置工事

足場設置

外壁塗装の工事には基本的に足場が必須です。

そのため、初日は足場を組んでいきます。

足場を組むのには結構費用がかかるので、塗装業者によっては「足場なし工事」というクレーンで吊って外壁塗装をする工事もあります。

しかし、足場が不安定だと作業員も危険になりますし、塗装の安定性にやや欠けてムラなどもできてしまう危険があるのであまりおすすめはしません。

足場を組む作業は専門の業者に依頼する場合も多く、平均で20万円くらいかかってしまうことから、一緒に屋根塗装も済ませてしまう家庭も多いようですね。

ちなみに、足場は金属で組むため作業員の人が乗ったり動く時に「カーンカーン」という結構大きな音がします。

いきなりそんな大きな音がすると近隣の住民も驚くので、足場を組む日は挨拶回りの時にちゃんと伝えておきましょう。

足場を設置した後は塗料やゴミが周りに飛んでしまないように飛散防止のメッシュシートを周りに張り巡らせます。

最近は刷毛とローラーを使った外壁塗装工事が多く、昔の吹付け工法に比べて塗料が飛び散りにくいと思っている人も多いですが、かなりの量が飛び散るので省略してはいけません。

 

高圧洗浄

高圧洗浄

足場を組んだら下地を洗浄していく作業をします。

高圧洗浄機を使って高圧力の水で泥や汚れを落とす大事な工程です。

これを怠ると、外壁塗装を終わった後に塗装がポロポロ剥がれ落ちる塗膜欠落という現象が起きやすくなり、仕上がりが微妙になるので重要です。

たまに、高圧洗浄の圧力に壁が耐えきれないケースもあるようですが、そうでない限りは省略しない方がいい工程です。

一戸建ての家で大体半日程度が目安で屋根塗装もまとめて行う場合は1日がかりになることもある、割と大掛かりな作業です。

 

塗り始める前の乾燥と下準備

外壁塗装工事において重要になってくる工程が「乾燥」です。

しっかり乾燥させずに次の工程に移ると塗料が壁に密着しにくかったり、残った水分が日光で膨れて壁にぷくっとしたフクレが出てきやりず仕上がりに影響が出ます。

そのため高圧洗浄を行った後はしっかり乾燥させる時間を取ります(大体2日程度)

理想は48時間程度乾燥させることだと言われていて、乾燥の時間が短い業者さんは悪徳業者の可能性も高くなるので注意してください。

 

下地調整処理、養生

下地処理

高圧洗浄した壁が乾いたらすぐに外壁塗装!といきたいところですが、外壁塗装をする前に下地調整処理が必要です。

下地調整の作業にはいろいろ種類があって外壁のひび割れやフクレ、剥がれなどの処理、内部金属の膨張で剥がれた部分へのモルタル詰め、コーキング工事、サイディングなどの継ぎ目を補修したり外壁塗装業者によってさまざまです。

基本的には壁を平坦にすることで塗料を塗りやすくすることを目的としています。

外壁塗装の工事をしっかり終わらせるためには、外壁塗装よりもこの下地処理の方が重要。

最重要と言っても過言ではないので、下地処理をしっかりしない業者は悪徳業者の可能性大なので気をつけてください。

また、養生と呼ばれる作業も行います。

これは窓のサッシや玄関など、塗料などがついてはいけないところにテープやシートを貼っていく作業で、外壁塗装をする時は必須。

外壁塗装ではほぼ100%塗料や洗浄水が飛び散るので養生をしていないと家の至る所に色がついてしまったりするので気をつけましょう。

 

塗装工事着工

ここまで準備をしてようやく外壁塗装が始まります。

外壁塗装の「塗り」は基本的に下塗り、中塗り、上塗りの3回です。

外壁塗装の下塗り

まずは1回目の下塗りです。

下塗りの目的は壁に色を付けることではありません。

2回目以降の塗装をしっかり定着させるための接着剤的な役割と、外壁の保護が主な目的です。

下塗りで使われるのは「シーラー」という下塗り専用塗料です。

透明or白色の場合が多いです。

シーラー以外にも外壁の状態に応じて、バインダー、フィラー、プライマーといった別の下塗り材を使うこともあります。

なお、外壁の状態によって塗る回数が増えたり減ったりしますが、塗装回数が増えるとその分料金も上がっていく傾向にあります。

外壁塗装の中塗り

下塗りが終わったらいよいろ外壁に色をつけていきます。

中塗りは上塗りと同じ塗料を使うので、上塗り1回目とか呼ばれることもあるんだとか。

ちなみに、中塗りと上塗りは同じ塗料を使う関係で、中塗りしてないのに中塗りしたことにするという手抜き工事が起きやすいポイントでもあります。

中塗りを省略すると塗膜不良などが起きやすくなるのですが、それがわかるのはしばらく先ですぐに判別できないので、中塗りと上塗りは日を分ける等の対策が必要です。

外壁塗装の上塗り

下塗り、中塗りが終わると仕上げの上塗りです。

上塗りで見た目のキレイさや外壁の強度が決まります。

サイディングやモルタル仕上げの場合、透明な塗料を塗って仕上げることも。

ちなみに、中塗りと上塗りの塗料は同じだと書きましたが、色は微妙に違うものを指定するようにした方がいいです。

こうすることで、塗り漏れや塗り忘れを防止することができます。

(大手の外壁塗装業者さんは大体別の色を指定してくれます)

 

養生取りと確認作業

これで外壁塗装自体は終わったので、ここからは確認と撤去作業です。

まずは、塗料の飛散を防ぐために行った養生を取っていきます。

安物の養生を使っている場合、剥がした跡がベタベタしている可能性もあるので、ご自身でもチェックして見つけたら業者さんに処理してもらってください。

養生を取ったら、外壁塗装業者による確認作業が入ります。

外壁塗装業者が確認した後は、次はお客様(あなた)がチェックします。

基本的に工事前に指示書(作業所)がもらえるはずなので、指示書に書いてある内容はちゃんと隅々までチェックしましょう。

外壁塗装は10年程度に1回しかしないので、絶対大丈夫と言い切れるくらいしっかりチェックすることが大切です。

※足場を解体した後に気になる箇所が見つかっても、足場代は別途必要になります。

 

足場撤去工事と清掃作業

確認作業を行って問題がなければ足場の撤去や清掃作業です。

これが終われば引き渡しと工事完了の挨拶をして外壁塗装工事は終了です。